IPOの初値を当てるのは難しい

株価の予想をして当てるというのは非常に難しいものですが、特にIPOの初値を予想して当てるというのは至難の業となります。
IPOの初値というのはプロが予想をしても簡単に当てることができるものではなく、近い数値どころか大きくずれることもめずらしくありません。
まず、IPOの初値を予想する上で重要なポイントとして、同じ業種の上場企業との比較が上げられますが、それに対して新規上場した企業の株価はどのぐらいが妥当なのかという金額で初値が予想されます。
しかし、良くも悪くも注目度の高い銘柄だけあって単純に横との比較だけではなく、そこに思惑が入り込むことによって株価は大きく上下することになるのです。

単純な横の比較だけでなく、前評判といったものも重要であり他の銘柄と同じように高騰間違い無しと評判が高ければ、過熱気味に株価が上昇することもありますし、逆に公募価格が割れること必須と評判になれば公募価格で買ってしまった人が損失を最大限に抑えるために早めに売ろうとするため予想よりも下の方で値が付くこともあります。
また、その逆に初値高騰が予想された結果としてすぐに購入をするのは高値掴みになってしまうという意識が働くことから、思いのほか値が上がらずに、高値を予想していたにもかかわらず値が上がらないことで売りが増え安値で寄り付くというパターンであったり、公募割れが必至と思われていた銘柄であっても公募で購入した投資家が割れることを前提として、初値で売ることを諦めた結果として売りが少なくなり思ったよりも売りが出ないことで、買い手が焦り買いが殺到し初値が高くつくなどといったパターンがあります。
このようにIPOの初値というのはちょっとしたことで大きく変わるため、予想をして当てるというのは非常に難しいものとなっています。

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